月例会 2023年

月例会とは

毎月第三土曜日に開催される定例会で、30年以上続けています。 詳細はこちら → 月例会

八起会 12月例会(2023/12/16) 「破たんの淵からの生還! ㈱白山 米川達也社長」

八起会 12月のテーマは、「破たんの淵からの生還! ㈱白山 米川達也社長」です。

米川社長は、昭和52年に日本電信電話公社(現NTT)に入社。NTT子会社の常務取締役などを経て、平成24年に「㈱白山製作所」副社長に就任されます。

しかし、白山に入ってみると、売上が最盛期の半分に落ち込む中で、27億円の赤字、30億円の借金、21億円の債務超過という現実に突き当たります。

「このままでは会社が潰れる、破綻する!」そのように思われた米川さんは、「逃げない覚悟」を決め、あえて火中の栗を拾って、会社再建のため社長に就任されるのです。

米川さんは、コストの徹底的な削減に始まり、白山で最小売上であった「光多心コネクタ」の可能性に気づき、世界トップクラスの製品に育て、7年間で売上を10倍にします。

その結果、白山は僅か5年間で債務超過解消。借金も急速に減りつつあり、自己資本比率は32%まで回復してゆくのです。

「破たんの淵からの生還」は、実際にどのように行われたのか・・・米川さんご自身の言葉で語っていただきました。

 

参加者の皆様のご意見の概要は、次の通りです。

・米川さんの「人を大切にする」人間性が、心に響く講演でした。
・人とのコミュニケーションを重視される米川さんの姿勢に感銘しました。
・大逆転の元「光コネクタ」は、わが社にとって何であるのか、考えさせられました。
・私も父の創業した会社に入ったが借金も多く苦労した。それでも米川さんの1/10程度。
・「転原自在」という言葉が一番心に刺さった。
・「社員は社長の話など聞きたくない」という言葉が心に残った。社長が聴くべきだと。
・「経営者としての十戒」に感動した。(下記に内容を提示)
・奥様の言われた3A(明るく、焦らず、諦めず)が素晴らしい。
・いただいたお話を自分の経営にも活かし、実行してゆきたい。
・お話を聞いて、胸が熱くなった。これだけ頑張られた方がいる。勇気をいただけた。

 

 

八起会 11月例会(2023/11/18) 「会員インタビュー、竹花さんに聞く」

八起会 11月のテーマは、「会員インタビュー、竹花さんに聞く」です。

主に、次の内容を語らせていただきました。

・小さいころの夢は「魚屋の三代目」
・商業科に進み、簿記を学ぶも、パソコンにのめり込む。
・時代の潮目を感じて、IT業界に就職する。
・念願の独立を果たし起業するも、4年間赤字続きで倒産の危機に。
・本気で経営を学び、ランチェスター戦略に出会う。
・野口会長との出会い、八起会への入会。
・八起の世話人に指名され、HP担当になった理由。
・野口会長が亡くなられた後、なぜ、代表世話人となったのか。

 

 

 

八起会 10月例会(2023/10/21) 「第四回 20周年記念大会に学ぶ」

「20周年記念大会に学ぶ」の第四回です。

今回は、東谷哲三「家族に救われた幸せ」、青山昇「妻に支えられた幸せ」、磯田達夫「泣き尽くして知った幸せ」(いずれも仮名)の3つの音声を聞きました。以下、この3つの概要を下記に掲載します。

東谷哲三「家族に救われた幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 脱サラで始めた文具メーカー。15年目から下り坂。先行投資で、借入の返済に追われる。
・ 毎月の返済ができなくなり、銀行から借りられなくなっていった。
・ 組織を作り、店舗数を多く持つ。独立自営で成功者として認められたかった。
・ 毎月の手形決済に追われ、銀行融資が困難に。
・ 娘から裏金調達が日課に。「お父さん限界だから、仕事は辞めてください」と言われる。
・ 「今度はM社との契約が」など、かつてのヒットを当てにしてダラダラ続けた。
・ 最後は、娘の旦那のゴルフ権を売っての融資。「これが限界」。
・ サリンの日に倒産、札幌に逃亡。毎日1000円の生活。仕事がなく毎日寝れない三か月。
・ 娘たち「東京で空き家を買ってあげる。お父さんが好きな場所だから。」
・ 71歳の今、毎日 文房具営業マンで頑張っている。あと、20年間は働きたい。
・ 自分が好きな仕事を通じて、娘に自分の我を通してきた。
・ これからは娘たちのために、毎日を送りたい。
・ 八起会に感謝している。お金で買えない支援をいただいた。感謝の気持ちでいっぱい。
・ 71歳。30kgのカバンを持って売り歩いている。生きがいをもって仕事をしている。

青山昇「妻に支えられた幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 全国紙で「学園の倒産」。職員、生徒が心配だった。債権者は1200人。
・ 「命が持つか、会社が潰れるか」時間の問題。信頼していた友人・弁護士が突然の辞任。
・ 孤軍奮闘、全力で頑張ったが力尽き、不渡りを出し、倒産。
・ 地獄の底に突き落とされる。自殺を覚悟。
・ 学習・珠算・書道塾をはじめ、38年間、拡大に次ぐ拡大。自信過剰で傲慢であった。
・ バブルのころには、返済能力を超えた数十億を借り、シルバー産業にも手を出した。
・ 1000名を超える債権者、8000名を超える生徒、5000名の新入生。どうお詫びをすれば。
・ 大手塾の社長「ご心配なく、後は任せて、大腸がんの手術を」。安心して入院。
・ 三か月後に元気を取り戻し、野口会長に会い、八起会に入会。感激で涙、生きがいに。
・ 例会には、妻と娘の3人で出席。「心の再起、生きる力」を身に着ける。
・ 再起できたのは、妻と娘のおかげ。平成4年資金繰り悪化、友人知人に借金のお願い。
・ 妻は、貯金を下ろし、株券を売り、保険を解約し、友人の借金を返す。
・ 不平、不満、グチを一切言わない妻。娘たちも結婚でき、子供もできて幸せ。
・ 倒産時を思えば、嘘のような幸せ。今年の正月で免責になった。
・ 素晴らしい妻と娘たちに支えられて、幸せな毎日。今までの二倍も三倍も妻を愛する。

磯田達夫「泣き尽くして知った幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 「野口会長さんですか、ぜひ、お会いしたい。この機会でないと永久に会えない。」
・ 「あの人は立派だ、自分の命まで捨てて責任をとった」。見栄のため自殺を考えていた。
・ 良いところのボンボン、プリンス。金カネの見栄っ張り、一方では借金。バカな私。
・ 7年経って、今ここにいる。マスコミから中傷。
・ 母が64歳で心筋梗塞。「母さんを殺したのは兄ちゃん」。心配で眠れないと日記に。
・ 高校球児の息子。「僕が必ず、9人の野球をさせてあげる」。生きる勇気がわく。
・ 人の目を気にしながら生きている自分。しかし、7年間で新しい芽がでてきている。
・ 今日も会場に来るまで「幸せを論じていいのだろうか」、債権者に済まない。
・ 破産とは、人間としてもう一度チャンスを与えられること。
・ しかし、「幸せ」を言葉にしていいのか。今、命があるだけでも罰が当たりそう。
・ 日々戒めながら、「死ぬまで人のために尽くす」が、50歳になった自分の使命。
・ 野口会長からいただいた手紙。「お元気な二人を見て、ほっとしました。」
・ 「やきとりの屋台での思い出になった」「主人を信じています。必ず再起できる。」
・ 「いい夫婦。これからも多くの楽しみの中で、悩み苦しみながら成長するでしょう。」

 

八起会 9月例会(2023/9/16) 「第三回 20周年記念大会に学ぶ」

「20周年記念大会に学ぶ」の第三回です。

今回は、中山耕平「己を捨てて変わる幸せ」、遠藤順二「幸せは必ずやってくる」、島崎美恵子「いい出会いで得た幸せ」(いずれも仮名)の3つの音声を聞きました。以下、この3つの概要を下記に掲載します。

中山耕平「己を捨てて変わる幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 自分も妻も自己破産と決めるまでが一番つらかった。死んで保険金で借金を返したかった。
・ 自分は死んで楽になるけれど、家族はどうなるのか。
・ 独立時は、妻の大反対を押し切って成功、得意満面に。
・ 倒産の準備の際に、野口会長に出会う。「大丈夫だよ、自分を変えられれば」。
・ 四畳半風呂なしのアパートでの再スタート。宅配便で会長からお米が届く。
・ 人に感謝し、夫婦でここまで喜びを感じたことがなかった。
・ 俺が俺が我を捨てて、お陰お陰の下で暮らす。
・ 世の中すべてのものに感謝する人間に生まれ変わる。女房の手を固く握りしめて誓う。
・ 毎朝、目が覚めることが「今日も生かしていただけるのだ」という幸せを感じる。
・ 30年間の通信技術屋として頑張り、特許を取得した製品を開発できた。
・ 老骨に鞭打って、今後も生涯現役で努力し、債権者と社会にお返ししてゆく。

遠藤順二「幸せは必ずやってくる」← クリックで実際の音声を再現します。

・ データベースマーケティングのソフトの構築と運用を19年やってきた。
・ 次世代ソフト作成の大きな借金、売上が減少し、資金繰りが立ち行かなくなり、倒産。
・ なぜ、倒産したか。 銀行からの借入が遅れ、ノンバンクから借りてしまった。
・ お客様にも、家族にも、社員にも言わず、自分一人で苦しみ、息が尽きる。
・ 倒産した瞬間、天から地に落ちる、1円もない。「まさか、倒産するとは思わなかった!」
・ お客様第一、預かったデータだけは守る、台風の三日間で持ち出す。
・ ウィークリーマンションに4か月間。友人、昔の同僚、兄弟に助けてもらい、何とか生活。
・ 夜逃げするわけにはいかない。自己破産の道を選んだが、驚くほどお金がかかる。
・ 仕事をする以外にない。読売新聞の集金、マンション清掃。一年間は何でもやった。
・ 松下電器一番店の社長の自宅に住まわせてもらう。借り物の人生。
・ 友人からも毎月一万円ずつ、10か月間カンパ。「好意に報いる、死んでいられない!」
・ 社長「焦ってはいけない、無理をしてはいけない、明るく生きなさい。必ずチャンスが来る」
・ 「上り坂、下り坂、マサカ」がある。幸福なマサカと不幸のマサカがある。
・ 何食わぬ顔で、「一所」懸命やっている。助けてくれた人にご恩を返したい。

島崎美恵子「いい出会いで得た幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 子供たちを3か月も学校に行かせられなかった。10年も住民票も保険証のない生活。
・ 「倒産・夜逃げ」。債権者から身を隠し、家族6人その日暮らしのどん底。
・ 信仰に出会う。価値観が180度変り、自分の弱さと甘さを嫌と言うほど思い知らされた。
・ 八起会に出会う。会長、奥様、会員に励まされ、主人も元気を取り戻す。
・ 15年前「もう一度、商売をしたい」。債権者の一人、関さんと会い、再起のキッカケに。
・ 仕事も順調、8年後には株式会社に。家族で会社を盛り立てる。
・ もらった色紙は「安穏」。嵐の中を一生懸命生きた人だけが味わえる。
・ 5年前のいい出会い。倒産者のための憩いの場所。ビジネス雑誌の記事で感動し、連絡を。
・ 「ダメで元々」。しかし、とんとん拍子に話が進み、土地を購入できた。
・ 「こんな店で商売したい」貸店舗になっていた。念ずれば花開く。
・ お世話になった伊藤本部長に迷惑を掛けてはいけないという思いが、頑張る力になった。
・ 「喜びのタネを撒く」努力を重ねた。「勝つことよりも負けないこと」の重要さを知る。
・ 八起会に入って、反省と感謝の大切さを知る。いい出会いから、幸せをつかむことができた。
・ 18年前、死のうと思ったことがあった。でも、生きていて本当に良かった。


八起会 8月例会(2023/8/19) 「会員インタビュー、峯岸さんに聞く」

今月のテーマは、会員インタビューシリーズの第二弾、「峯岸さんに聞く」です。

峯岸弘行さんは関東三大不動の1つである高幡不動尊で、代々「高幡まんじゅう松盛堂」を営み、日野市の市議会議員としても精力的にご活躍されています。八起会の野口会長に経営相談をしたご縁から、当会の世話人としてもご尽力頂いております。

生前の野口会長は多くの方の悩みに寄り添い、お一人おひとりの人生と深く向き合ってこられました。野口会長を大変敬愛されている峯岸さんは、経営者としてだけでなく、政治家として歩むきっかけを会長との関わりのなかで決められたと語られています。

コロナ禍による爪痕は多くの観光地に打撃を与え、今なおかつての賑わいを取り戻すべく奮闘されている峯岸さん。

事業承継の経緯、野口会長との出会い、政治家として歩まれたきっかけ、コロナ禍の影響とこれからの展望などを、会員の体験談としてインタビュー形式でお聞きしました。

また、峯岸さんの新選組のゆかりの地でもある日野市の魅力に関しても語っていただきました。

 

 

 

八起会 7月例会(2023/7/15) 「第二回 20周年記念大会に学ぶ」

前回に引き続き、「20周年記念大会に学ぶ」の第二回です。

今回は、金山正一「天職を知った幸せ」 、谷山喜一「運に恵まれた幸せ」、西田正昭「自己反省と幸せ」 (いずれも仮名)の3つの音声を聞きました。以下、この3つの概要を下記に掲載します。

金山正一「天職を知った幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 4年前、33年間続いた印刷業が倒産した。
・ 創業当初は順調。その順調が油断に。機械設備・従業員を増やし、借入も増えていった。
・ 弱いもの同士の「相保証」。相手が突然の自己破産し、自宅を売って代理弁済。
・ この時は、自尊心・高慢・見栄から、廃業を決断できなかった。
・ 7年後、今度は融通手形を悪徳業者に持ち込まれる。
・ 野口会長の講演で「倒産は早いほどいい」と聞いていたので、すぐに倒産を決めた。
・ ヤクザまがいの借金取り3人が会社に来て、取り囲まれる。
・ 家族の協力、子供も「早く倒産したほうがいいよ」。 昨年の12月、自己破産が決定する。
・ 現在、68歳。個人として印刷を続ける。どんなに小さな仕事でも、心から喜べる天職に。
・ 倒産者は、人一倍「温かい心」に敏感に。損か得かよりも、心の立て直しが必要。
・ 倒産は素直で謙虚になれるチャンス。人生に振り出しに戻り、ゼロから再出発する。
・ 倒産は、悲劇でも不幸でもなく、神の試練。倒産前よりも、今が幸せ。
・ 倒産する勇気を与えてくれた野口会長に感謝。

谷山喜一「運に恵まれた幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 倒産は苦しさから逃れること。給与の支払いや資金繰りから解放され、ホッとしている
・ 20数年前、150万円の手持ち資金で始め、10年で23億円の売上、従業員200名に。
・ しかし、ライバルの大型店進出などで悪化。
・ 店舗改装や新規事業も失敗、家と本社を売る。もがくほどに倒産の道にはまり込む。
・ 友人からの紹介と、ある社長の支援で、家族は生活が継続できた。
・ 今は、午後3時まで働き、その後の時間は再起のためとボランティア活動をしている。
・ 倒産をして収入は1/10に。かつての2,3日の小遣いが、1か月の給与。
・ 倒産で学んだことが2つ。
・1)生涯付き合える人、良い人間関係という無形の財産を手に入れることができた。
・2)心から反省したということ。仕事を一生するという執念と情熱がなかった。
・ 倒産したのは、自分のお人好しと甘さのせい。
・ お金を借りることは、命を掛けるほど大切なこと。信用保証協会の取り立ての厳しさ。
・ 感謝と反省こそが無形の財産。幸福は満足にあり、心の持ち方による。
・ 倒産は第二の人生のスタート。絶望するのも、恨むのもやめよう!

西田正昭「自己反省と幸せ」← クリックで実際の音声を再現します。

・ 50年前に田畑を取られ、大阪に一人出なくてはいけなくなった。
・ 入った会社は、20年で年商十数億の規模に。しかし、自分は追い出される。
・ イギリス人の助言で、東京に行き、独立開業を。
・ 10年目までは順調。しかし、11年目に大きな為替変動で、数億円の負債を抱え倒産する。
・ とにかく「死にたい」と自殺願望に憑りつかれる。
・ お寺のお坊さん「あなたは坂道を知らない。不景気の時は休んで備えることを知らない」
・ 「家族は大木。先祖は根、あなたは幹、家族は枝や葉。あなたが死んだら、家族はどうなる」
・ 道徳の先生「あなたの徳は切れたのだ。倒産の原因は為替でなく、あなた自身の器の問題」
・ 大反省、大悔悟した。今回の倒産は天の神様の恩寵的試練であった。
・ 倒産で得た幸せの1つは、二人の師匠がいたこと。
・ 15年掛ったが、数億の負債を何とか返済できた。事業を再建できた。
・ 八起会は予防医学。一生学びたい。

 

八起会 6月例会(2023/6/17) 「20周年記念大会に学ぶ」

八起会 6月17日(18:00~)のテーマは、「20周年記念大会に学ぶ」。

八起会は、今年7月をもって 45周年を迎えます。

40周年は動画DVDを作成し配布しましたが、この45周年は「電子書籍」を発行する予定となっています。

その45周年記念本の素になっているものの1つが「20周年記念大会」。

この記念大会、残念ながら動画に残っていませんが、音声は存在しています。

顔は見えないものの、1つ1つのお話の深さに変わりはありません。

野口会長ご自身による「開会の言葉」を含め、皆さんと共に学んでゆきました。

 

20周年記念大会における野口会長の「開会の言葉」

 

 

八起会 5月例会(2023/5/20) 「AIは企業を潰すのか、伸ばすのか」

今回ののテーマは「AIは企業を潰すのか、伸ばすのか」。

対話型AI「ChatGPT」が出現して世間を驚かせました。

マイクロソフトの次期Officeには、この技術が採用されて、AIが一気に身近なものになります。

「AIは仕事を奪う」と言われています。事実、中国ではイラストレーターの仕事が激減し、実際に職を奪われる現実が見えてきました。

同時に「AIは仕事を劇的に改善される」とも言われています。私の知人は早速マーケティングの文章をChatGPTで書かせています。

ChatGPTが、世間一般に認知される一年以上前から、この技術を脅威に感じ、研究し続けてきたのが、八起会会員でもある「方山敏彦」さんです。

方山さんのオーズ社は、WEB上の様々な文章をライティングしています。

「AIがライティングできるようになると、自社のビジネスの存続にかかわる。」との思いから、認知が低い段階から学び始められたのです。

その方山さんに講師となっていただき、「ChatGPT」の何が脅威であり、どう使えばビジネスの武器に変えてゆくことができるのか、講演していただきました。

講演内容は、以下の動画で確認できます。

 

 

 

八起会 4月例会(2023/4/15) 「会員インタビュー、亀卦川さんに聞く」

八起会、今月のテーマは「会員インタビュー、亀卦川さんに聞く」。野口会長がご存命のころ、月例会の中心と言えば、会員による体験談でした。

この体験談を、今回はインタビュー形式で復活させ、株式会社伊藤商会の代表取締役「亀卦川基喜」さんに語っていただきました。

亀卦川さんが八起会に参加されたのは、昨年2月の不倒会から。厳しい経営状態が続く中で、「ゴルフも無駄な付き合いも一切しない、経営に集中し、徹底的に働く」ことを決意された亀卦川さん。

その亀卦川さんは、なぜ事業継承をされたのか。
経営の中で、どのような失敗をし、苦しんでこられたのか。
それを乗り越えて、将来にどのような展望を持っているのか。

方山さんをインタビュワーとして、語っていただきました。

 

 

 

八起会 3月例会(2023/3/18) 『倒産危険度ランキング』に学ぶ

今月のテーマは「『倒産危険度ランキング』に学ぶ」でした。

毎年年末、週刊ダイヤモンドに特集される『倒産危険度ランキング』。2022年は、どのような会社が業界が「危険水域」なのか。2023年に企業を襲う「六重苦」とは何か。円安、物価高、コロナ、ゼロゼロ融資の終了など、倒産増の原因となるものを皆様と学んでゆきました。

参加いただいた皆様のご意見から、以下抜粋いたします。

・大手との取引に影響がある。不動産関係の仕事が多かったが、今年激減している。

・小さな企業をコンサルしているが、コロナ前から販売不振の企業が苦しんでいると思う。

・BtoCで一般家庭相手のビジネスが不振気味。経済的な苦しさを感じている。

・冠婚葬祭に関連するビジネスをしているが、コロナ後にかなり落ちたのを感じる。

・床屋をしているが、髪を切るペースが下がっていると実感している。

・得意先が倒産。300万円で破産手続き。インバウンドの取り込み詐欺で騙された。

・動画を作成しているが、値上げしづらい。SVBなど各国の銀行破産が気になる。

・上場したからと言って大丈夫とは限らない。

以下、「週刊ダイヤモンド『倒産危険度ランキング』に学ぶ」の動画です。

 

 

 

八起会 2月例会(2023/2/18) お墓参りと、野口会長講演会

2016年2月18日に野口会長が亡くなられ、今年は8回忌(7周年)を迎えました。

毎年恒例となっているお墓参りを、日暮里駅近くの本行寺にて11時から行い、12名の会員(うち1名は早めの時間にお参り)が参加してくださいました。

 

18時からは、通常通りZOOMを使用した月例会を行いました。

今回は、1992年の野口会長の講演「勝ち残る経営」を視聴しました。

 

 

 

八起会 1月例会(2022/1/21)「新年、明るく今年の展望を語りましょう」

八起会、今月のテーマは、「新年、明るく今年の展望を語りましょう」

倒産が中心テーマの八起会ですが、野口会長の時代から、
毎年1月の例会は、その年の目標を作成したり、展望を話し合う「新年会」でした。

未だにコロナ禍の中にあり、また世界情勢を見れば、戦争も続いている状況です。
こんな時だからこそ、明るく、新年の展望を語り合いましょう!

以下、参加者の皆様の抜粋です。

● 新商品の販売に力を入れたい。健康に気をつける一年を過ごしたい。

● 介護事業が苦しい一年であったが、コロナが5類になれば、盛り返せると思う。

● ブログを書くなど昨年の課題を改善したい。動画の受注を増やしてゆきたい。

● NPOや社団法人を立ち上げたい。そのために、今の仕事を若い人に引き継いでゆく。

● 心が試された一年。コロナや育休で大晦日まで仕事をしていた。社員が育っている。

● 昨年の2月に不倒会に参加を始めた。今年は49才「ヨク」なると思っている。

● 今年の目標は、会社としての目標設定ができるようになることが、目標!

● 地道に手書きのハガキを書くことで、お客様を増やしてゆきたい。

倒産概況と野口会長の講演録より