野口誠一会長のプロフィール

昭和5年 東京生まれ、日本大学卒業。
昭和31年 25歳で玩具メーカーを設立し、従業員5名・月商150万円でスタート。
わずか5年で従業員100人・年商12億円を売り上げるまでに成長させる。

ドルショックと放漫経営がたたり、昭和52年に倒産。自宅や工場などの全資産を処分して負債を処理し、会社を畳む。

翌53年、倒産経験者同士が助け合う倒産者の会設立を呼び掛け、『八起会』を設立。弁護士や税理士、再起に成功した会員らが無料で電話相談に乗る『倒産110番』を開設。

再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を無料で奉仕している。

昭和59年 株式会社ノグチプランニングを設立し、再起をはかり、執筆活動や全国各地で講演活動を展開している。

37年間の活動の中で、5万件以上の電話相談を受け、数千回の講演を行う。

平成28年(2016年)2月18日 午後9時20分 東京都内の病院にて、永眠。
享年85歳。 2月23日に通夜、24日に告別式が執り行われました。

「人生の目的は、人を助けることなり」という信念の元、37年間 八起会会長として、苦悩する倒産者の相談を受けられると同時に、数多くの講演を行われて現役経営者に倒産の恐ろしさを伝え、「失敗者に学び、転ばぬ先の杖にするように」と訴え続けられた人生でした。ここに野口会長に哀悼の意を示すと共に、心からご冥福をお祈りいたします。


■著作一覧(計23冊)
1985/06 商魂―勝ち残る経営(主婦の友社)
1986/05 社長の失敗!私はここが甘かった(中経出版)
1987/07 倒産110番(現代出版)
1987/10 「敗軍の将」の研究(講談社)
1998/08 勝ち残る経営 お人好し経営者は倒産予備軍である!(主婦の友社)
1992/10 社長の甘さが会社を潰す 私はこう失敗した(中経出版)
1993/06 “倒産駆け込み寺”の会長が書いた修羅場の人間学(東経)
1993/04 失敗に財あり―倒産に学ぶ経営の心、再起の要諦(佼成出版社)
1994/05 社長の人間学―勝ち残る経営者の条件(実業之日本社)
1995/09 「失敗」からの再起術―七回転んでも八回起きろ(大和出版)
1998/02 社長の失敗!私はここが甘かった〈その1〉挫折編(中経出版)
1998/03 社長の失敗!私はここが甘かった(その2) 油断編(中経出版)
1998/04 会社を潰す社長13の性格―あなたの会社は大丈夫か!?(大和出版)
1998/07 倒産社長!どんな仕打ちを受け、どう立ち向かったか(中経出版)
1999/12 こうして会社は潰れていく! 失敗にこそ教訓あり(ベストセラーズ)
2000/03 人を大きくする苦労ダメにする苦労(ドリームクエスト)
2002/12 こんな社長が会社をつぶす! (日本実業出版社)
2003/10 失敗に学ぶ経営者ハンドブック(致知出版社)
2004/10 生きてこそ―もう一度、“幸”つかむまで(すばる舎)
2005/12 幸せをあきらめない 倒産を乗り越えた妻たちの戦い(致知出版社)
2006/03 家族の力(祥伝社 101)
2007/11 再起のための人生学 倒産社長500人の教訓(アーカイブス出版)
2011/07 不況だから倒産するのか? 倒産の法則 再起の哲学(佼成出版社)

■ CD
1991 八起会 野口誠一の社長自身の危機管理CD(日本経営合理化協会)


■ テレビ出演
カンブリア宮殿 「失敗集団に学べ! 大倒産時代を生き抜く極意とは・・・?」(2009/02/16)

■ 雑誌取材(インターネットのみ)
英文のウェブマガジン IGNITION(イグニション)

■ 講演実績の一部
平成26年 TKC 近畿京慈会 生涯研修「新春セミナー」